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謎多き建設業界

政治家や役人などとかかわりを持ち、経済原理が通じない場合のある建設業界。日本経済の様子を表しているとも言われますが、不透明な部分も多く、他の業界とは異なる多重下請け構造など、外部から見ただけではわからない多くの謎を含んでいます。

多重下請けの仕組み

建設業界では、発注者から直接注文を受ける業者を元請け業者と言います。元請け業者は受注した工事を鉄筋工事や伝に通信工事などの業種に合わせてそれぞれの専…

新工事発注制度

建設業界では通常、一括請負方式が取られ、発注した工事の全てはゼネコンに一任されます。そのため、発注者には実際に工事にかかっているコストなどがわかりま…

公費抑制はできるのか?

公共事業では、経費の高さや採算が無視されてしまう場合が多く、計画当初と目的が変化していたり、代わりの方法があるのに最初の計画のまま通そうとする不合理…

建設労働者の行く末

バブル崩壊後、建設業界ではリストラが進みサラリーマン労働者だけを見ても50万人以上が職を離れました。ですが、建設業に携わる人が1割減ったのに対して建…

民間からの受注

ゼネコンの収入源と言えば国や都道府県などから受注する公共土木ですが、民間業者からの民間建築も大きな収入源となっており、今や約6割が民間からの受注となっています…