やめられない汚職
建設業者と政治家の結びつきはなかなか切っても切れない物です。天の声など通常の談合の上から、政治家の一声で公共事業を落札する業者が決まることもあるようです。一向にに減らない汚職事件に対して、一つの企業からの年間の政治献金に50万円といった限度額を定めるなどの対策が取られるようになりましたが、建設業者から第三者を介在して政治家に献金をするという隠蔽行為を行った事件も発覚し、汚職が無くなる兆しはありません。
株主による監視
法に触れない政治献金の場合でも、株主の視点から待ったがかかる場合もあります。ある会社が無配状態にもかかわらず、政治資金団体に寄付を行ったため株主代表訴訟をされました。この時は一審で政治資金規正法違反とはならなかったものの、会社社長に寄付金の3割程の返金が命じられています。