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建設業から新分野へ

建設の市場が社会の変化に伴って縮小していっている以上、経営者は現実を見据えて将来を考える必要があります。そうした将来の選択肢として、転業や多角化が挙げられます。高齢化が進行し、後継者不足が深刻な農業分野は転業先として有望です。もちろん、従来の農業にそのまま参入するわけではなく、観光要素を加えたり、栽培からレストラン経営までを行うなど何らかの付加価値をつける必要があるでしょう。土壌改良などの際に持ち前の土木技術を活かせるのも利点です。

コミュニティビジネスを狙う

構造改革を受けて公共事業が減ってるということは、それらのサービスが官から民へ移っているということでもあります。介護や教育、雇用の促進といった地域の求めに応じたコミュニティビジネスが盛んになってきており、地元に密着している建設業にとってはそれを活かすチャンスになっています。