環境を守る
何かを作る、建物を建てるといったことに注目しがちだった建設業ですが、環境の分野にも注目するようになっています。リサイクル事業や環境修復事業などに成長が見込まれ、土壌汚染の調査・浄化といった分野に進出する企業も増加しています。表面温度の上昇を抑える特殊な舗装でヒートアイランド現象に対抗したり、屋上を緑化するための技術開発を進める企業もあります。大手と競うのを避けるため中小企業がガソリンスタンドやクリーニング店などを狙うといったすみ分けもあるようです。
健康と建材
2003年に改正された建築基準法によりシックハウスに対する規制が厳しくなり、企業の健康志向が高まりました。健康に暮らせる住宅、それを建てるための建材の開発などがすすめられ、中に廃材から住みを作って内装材に使う、といった考えもあるようです。