HOMEゼネコンが危ない > 建設業の損益計算書を理解する

建設業の損益計算書を理解する

損益計算書には一定期間内の企業の経営状態が記されています。建設業界の場合、工事を受注して完成させた時に売上高を計上することになります。しかし、工事が大きくなれば、完成までに数年を要する場合もあるため、現在の状態を表す為に受注高を公表します。また、工事の進行状態を収益に計上する工事進行基準を採用している会社もあるようですが、こちらは未完成の工事を収益に計上するため、見通しが甘くなてしまう場合があるようです。

バランスシートを理解する

バランスシートには企業の資産や負債といった財政状態が記されています。資産と負債は本来ならば同じ額でバランスがとれていなければなりません。しかし、建設業界ではバブル崩壊以降バランスがとれず経営危機となる企業も少なくないようです。