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建設労働者の行く末

バブル崩壊後、建設業界ではリストラが進みサラリーマン労働者だけを見ても50万人以上が職を離れました。ですが、建設業に携わる人が1割減ったのに対して建設業に対する投資額は2割強も減っており、バランスがとれていません。人が多すぎるため労働条件が悪化し、年収の減少などにつながっています。これに対して、自治体からの支援などで、他業種への転換を模索する動きもあります。建設業界で働く人々は高齢化が進み、転職はなかなか難しいようですが、今後のそうした支援に期待がもたれています。

雇用の安定を求めて

バブル時代に増え続けた建設業に携わる人々の数は、バブル崩壊後も変わらず増え続けました。これは、バブル崩壊後に膨大な公共事業費が景気対策として出されたためです。しかし、不況により投資額が減り始めると、建設業に就く人の数も減っていきました。